従来の新生児マス・スクリーニングと、タンデムマス・スクリーニングとでは何が変わりますか?
2014.06.06
タンデムマスという機器を用いることで対象疾患が増えました。タンデムマス分析では,既存の6疾患のうち3疾患(フェニルケトン尿症、メープルシロップ尿症、高シトルリン血症)を含む最大22疾患をスクリーニングするようになりました。自治体によっては22疾患ではなく、16疾患に絞って検査していることがあります(自治体に問い合わせれば、対象疾患を確認できます)。尚、先天性甲状腺機能低下症、先天性副腎過形成およびガラクトース血症については従来通りの方法で検査しています。