平成26年(2014年)より、従来のガスリー法に代わってタンデムマス法(TMS)が全国に導入されました。TMS導入によって、見つかる病気は非常に多くなりました。しかし、個々の病気の頻度は低く、専門家は少なく、またデータ解析、精度管理にも専門的知識を必要とします。
                    このためTMSスクリーニングの臨床現場、検査現場、あるいは自治体担当部署では、戸惑われるケースも少なくありません。
                    全国の事業の円滑化、均てん化、質向上をはかることを目的として、2014年度よりタンデムマス・スクリーニング・コンサルテーションセンター(2025年度より、NBSコンサルテーションセンター)が設置されています。
                    NBSコンサルテーションセンターでは、全国どこからでも質問、相談を受付け、必要に応じて専門家にアクセスできる体制をとっています。
                    NBSコンサルテーションセンター利用の流れ
                    ●受付窓口:⼀般社団法⼈⽇本マススクリーニング学会
                    
                    
                    ●自治体新生児マススクリーニング担当部署
                    ●マススクリーニング現場(産科機関、新生児科、病院事務など)
                    ●小児科(マススクリーニング診療機関)
                    ●検査技術者(マススクリーニング検査機関)
                    ●その他(マススクリーニング関連部署)
※一般の方からの直接のご相談は、原則としてお断りしています。主治医にご相談ください。
                    NEW ●先天性甲状腺機能低下症、先天性副腎過形成症
                    ●主にタンデムマス検査対象疾患、およびガラクトース血症を対象
                    ●事務手続きに関すること(検査費用等)
                    ●検体採取、説明と同意等に関すること
                    ●診断・治療の進め方に関すること
                    ●検査データのみかた等に関すること
                    ●特殊検査の依頼方法等
                    ●その他新生児マススクリーニングに関すること
                    ●Eメールは随時受け付けます
                     休日(土曜、日曜、祝日、夏期・冬期休暇期間中)にかかると返信が遅れることがあります。
                    マススクリーニング学会より推薦された以下の担当委員による支援
                    ●コンサルテーション担当小児科医(コンサル医師)
                    ●コンサルテーション担当検査技術者(コンサル技師)
                    ●国立成育医療研究センター・マススクリ-ニング研究室(MS研)
                    その他下記Q&Aもご参照下さい。