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お知らせ

QC検体を用いた精度試験、PT検体を用いた技能試験とはなんですか?

2015.01.23

現在、日本で、地方公共団体が指定した検査機関を対象に実施されている外部精度管理は、QC検体を用いた精度試験、PT検体を用いた技能試験の2種類です。このうち、PT試験は従来の3疾患及びタンデムマス検査のすべてを対象としています。また、QC試験はタンデムマス用の精度管理になります。

この外部精度管理の目的は、新生児マススクリーニング対象疾患の陽性者を見逃すことがないよう、検査精度の維持、向上にありますが、それぞれ試験の目的は異なります。

PT試験は、「技能試験(Proficiency Test:PT)」と呼ばれていますが、PT検体について、その中に含まれている異常検体を、それぞれの機関が「異常」(または「正常」)と判定できるかどうかを評価します。現在は、年3回、毎回10種類のPT検体の結果で評価します。

QC試験は、「精度試験(Quality Control:QC)」と呼ばれていますが、4種類の異なった濃度のQC検体を複数回測定することで、自施設と他施設との測定値の比較、日内・日間変動などのばらつき、4種類の濃度の直線性などの検査精度を確認することができます。現在は、年1回、4種類のQC検体を2重測定で10日間実施することで評価します。

なお、これまでの新生児スクリーニング精度管理の歴史については下記をご参照下さい: 日本マス・スクリーニング学会誌 16(3):11-25, 2006

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