「CPT2 欠損症患者の診療に携わっておられる方へ」リーフレットのご紹介
2018.11.26
厚生労働行政推進調査事業費補助金「新生児マススクリーニング検査に関する疫学的・医療経済学的研究」班が作成したリーフレット『CPT2 欠損症患者の診療に携わっておられる方へ』が国立成育医療研究センター研究所マススクリーニング研究室のサイトに掲載されました。同サイト内「新生児マススクリーニングと先天代謝異常の参考資料&リンク集」へアクセスしてご高覧ください。
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山口理事長がアジア小児科学会AWARD2018を受賞しました
2018.09.10
3年に1回開催されるアジア太平洋小児科学会(Asia-Pacific Pediatric Association; APPA 2018年8月27日?8月29日、インドネシア バリ島で開催)にて、山口清次 島根大学医学部特任教授・当法人理事長が、アジアにおける新生児マススクリーニングの普及への貢献に対して、「OUTSTANDING ASIAN PEDIATRICIAN AWARD 2018」(アジアに貢献した卓越した小児科医アワード)を授与されました。
アワード授賞式
2月9日全国新生児スクリーニング・ネットワーク会議開催
2018.02.27
平成30年2月9日に、全国新生児スクリーニング・ネットワーク会議が開催されました。
本研究は、厚生労働省 地域保健総合推進事業費補助金 日本公衆衛生協会助成事業「各自治体の新生児スクリーニング連絡協議会の全国ネットワーク化による事業の質向上に関する研究」(分担事業者:山口清次)、公衆衛生協会(篠崎英夫会長)、および全国衛生部長会(鶴田憲一会長)のご協力を得て進めています。
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CPT2欠損症のタンデムマス法スクリーニングへの対応について
2017.10.19
NHKニュースで「CPT2欠損症」について報道されました
2017.07.21
NHKニュースで「CPT2欠損症」を新生児マススクリーニング対象疾患に加えるよう厚労省から通達が出されたことが報道され、厚生労働省研究班の代表研究者の山口清次理事長のコメントが紹介されました。
“体内で脂肪分解できない難病” 赤ちゃんの検査に追加
7月16日 5時17分
生まれてすぐのすべての赤ちゃんに行う病気の検査に、体内で脂肪を分解できない難病の検査を追加することになり、厚生労働省は速やかに実施するよう全国の自治体に通知しました。
生まれてすぐのすべての赤ちゃんに行う病気の血液検査は、ホルモンと代謝機能の異常など合わせて19の病気を対象に行われていますが、厚生労働省は「CPT2欠損症」と呼ばれる難病を新たに加えるよう全国の自治体に通知しました。
この難病は、遺伝子の異常で起き、体内で脂肪を分解できないため、かぜなどをひいたときに血糖値が急激に下がり、けいれんや意識障害を起こして死亡することがあります。
厚生労働省の研究班は、3歳未満の乳幼児が突然死したケースを分析したところ、この難病が原因となっている事例を複数確認し、適切に対処することで死亡を防げると報告していました。
通知は今月7日付けで、全国の自治体に対して速やかに行うよう求めていて、この通知で、生まれてすぐのすべての赤ちゃんを対象に血液検査で調べる病気は20に増えることになります。
厚生労働省の研究班の代表で、島根大学の山口清次特任教授は、「CPT2欠損症は新生児の段階で判明していれば、命を救える可能性が高い。自治体には速やかに検査項目に追加してもらいたい」と話しています。